外壁塗装で失敗しない~外壁リフォームの裏側と工事価格相場

外壁塗装は一戸建てを購入した人が一定周期で考えておかなければいけない事。

マンションを購入した人であれば、長期修繕計画で10年~12年周期くらいで外壁塗装が計画に入っていますので、 何も考えなくても大きく計画変更がない限り、修繕計画通り工事が行われますが、戸建ての場合は7年~10年ほどで外壁リフォームをするかどうか、どの塗装業者に工事を依頼するかを自分で決めなければいけません。

ただ、年間7000件(1日20件)も消費者生活センターに苦情の問い合わせが届く塗装業界ですので、手抜き工事をし、工事完了から半年で塗装が剥がれたなど、悪質な業者も存在します。

・塗装工事完了からそんなに経ってないのに塗装が剥がれてきた
・想像していた色と違う
・追加費用を請求された
・塗装工事が完了していないのに業者が来なくなった

外壁塗装は美観の維持もありますが、建物の劣化予防、防水性の維持なども目的としています。大事な家を長く維持するために工事を行っているので、こんな失敗をして後悔は絶対したくないですね。

では、どうすれば塗装工事で失敗・後悔せずにすむのか?成功させる方法を紹介していきます。

外壁塗装で失敗しない方法!できるだけ安い価格で、腕のいい業者に!

  1. 外壁塗装の適正価格・相場を知る
  2. 悪質リフォーム会社の手口を知る
  3. 塗り替え時期・タイミングを知る
  4. 塗料の種類・選び方を知っておく
  5. 塗料の色の選び方を知っておく

外壁塗装の適正価格・相場を知る

まずは、外壁塗装の適正相場を知る事が大切です。ハウスメーカーから外壁塗装をすすめられた人いませんか?ハウスメーカーで戸建てを購入した方は、経過年数がわかっているので、メーカーから塗装工事をススめられると思いますが、簡単に信用して工事の依頼をすべきではありません。

というのも、ハウスメーカー自身が直接塗装工事を行うわけではなく下請けの塗装業者に工事を発注しますので、ハウスメーカーを通すと中間マージンが発生し塗装工事価格が高くなってしまいます。その為まずは外壁塗装の適正価格・相場を知った上で依頼すべきなんです。

外壁塗装の価格相場はあるにはあるのですが、外壁材(サイディング、モルタル、ALC)、建坪(30坪、40坪、50坪)、階数(平屋、2階建て、3階建て)の違い、さらには使う塗料によっても価格が異なってきます。

例えば、
A宅(30坪、外壁塗装・屋根塗装・付帯部分)→90万円
B宅(25坪、外壁塗装・屋根塗装・付帯部分)→142万円

坪数が少ないのに価格が高くなるなど、「業者」「工事内容」によって価格が異なりますので、まずは複数の業者に見積もり依頼して工事価格を比較することが大切になってきます。

そこでオススメなのが優良塗装業者への無料一括見積もりサービスです。一括見積もりサービスを利用すれば、悪質な業者に依頼する事を防げますし、ハウスメーカーから提示された価格と比較する事も可能なので、失敗を防げます。

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悪質リフォーム会社の手口を知る

①塗装工事の契約を急がせる

悪徳業者は契約させれば自分達のペースになる!と考えている為、契約を急がせる傾向があります。要は外壁塗装の相場費用など、塗装に関係する知識を得る前に契約してしまいたいのです。すぐにでも塗り替えした方が良い家もあるかもしれませんが、大事な家の塗装を1日で簡単に決める事はしない方が得策です。

悪質業者に捕まってしまうと、本来すべき工事ではなく手抜き工事される可能性が高くなりますので、よく考えてから契約すべきです。最低でも数社に話を聞いてからにしましょう。

②不安をあおる→塗装しなかった場合のデメリットを業者に言われる

塗装業者とすぐに契約してしまう人がいますが、多くの場合、「このまま放置すると大変な事になる」「ヒビが入っているのでこのままでは…」など大切な家がこのままにしておくと取り返しのつかない事態になると言われ不安になり業者とすぐに契約してしまう場合があります。今すぐにでも塗装工事した方が良いという気にさせる悪質業者の手口の一つです。

「もしもこのままにしておいたら・・・」と考えてしまいますが、1日たっても1週間経過したとしても影響はありません。じっくり考えてから結論を出すべきです。

③長い耐久年数を提示

「戸建て」も「マンション」にしても大体10年周期で外壁塗装の検討をします。これは、塗料に耐用年数があるからです。どの塗料を選択しているかにもよりますが、長くても15年~20年ほどです。それなのに「30年もちます。」など言ってくる業者がいたら、悪質業者と思ってください。家の所有者にとっては、長く持つ塗装が良いと考えるのは当然ですが、その考え利用していると言っていいでしょう。長くても20年と思っておいてください。多くの場合は10年で塗り替えすることを知っておきましょう。

④見積もりで、ありえない額の値引きをしてくる

悪質業者の最大の特徴ですが、話をしていくうちに、家の所有者が契約してくれそう、もう一息と感じた場合、最後のクロージングの手段として、大幅な値引きを提案してきます。例えば、250万円の所を150万円でなど提案してきます。

最初からこの価格で提案すればよいのに?と思いませんか?大幅な値引きはあくまで、契約させるための手段であり、そもそも、もっと低い価格でてきる工事だという事です。

塗り替えの時期・タイミングを知る

大体10年くらいの周期で塗り替えした方が良いと言われています。塗装は、紫外線から家を守ったり、長持ちさせる為に必ず必要です。新築時は塗装したばかりですので、当然守ってくれますが、時間経過とともに、効果はどうしても衰えてきます。雨・風・紫外線を浴びた外壁はヒビがはいったり、塗装が剥がれたり、ツヤが消えたり、色褪せして印象が悪くなったりなど見た目も悪くなってしまいます。

上記で大体10年毎に塗り替えしていくという話をしましたが、中には、見た目もそんなに悪くないし、ヒビなどもないからまだ大丈夫と言う方もいると思いますし、反対に10年経っていなくてもヒビや汚れ、色あせなど、すでに外壁に以上が出ている場合もあると思います。建物によっては日光が当たる場所、それほど当たらない場所とあるので、外壁によって状態が異なる事もありますが、もしヒビが入っていたりする場合は、一度業者に見積もりしてもらい、すぐに塗り替えすべきかを判断しましょう。もちろん複数の会社に見てもらって検討しましょう。

目安は10年ですが、状態次第で動けるようにしておいた方が良いです。

塗料の種類・選び方を知っておく

塗料の種類と選び方について簡単に説明しておきます。
塗料につおては大まかに分類すると

塗料の種類 耐用年数 塗料の特徴
アクリル塗料 3年~5年 軽量で低価格!こまめに塗り替えしたい人に向いています。
ウレタン塗料 7年~10年 アクリル塗料に比べると耐久性、防水性がUP!コストパフォーマンスは良いと言える!
シリコン塗料 10年~15年 耐水性、耐久性などウレタン塗料よりも性能、耐用年数もUP!価格は高くなるが、現在主流となっている塗料。
フッ素塗料 15年~20年 耐用年数も長く、性能もUpしている為、オススメではありますが、価格が高いのが難点。費用対効果を考えて利用するか選ぶ事が大事!

紹介した順番で価格が高くなります。高性能な塗料を使う事も良い事ですが、価格次第では選び方も変わってくるでしょう。安い塗料を利用する場合は耐用年数が短いため、工事回数が多くなります。工事回数が多くなればその分費用がかかってきますので、耐用年数と価格を総合的に考えて、塗料を選ぶ事が必要です。

高い塗料を使う事で工事回数が減れば、最終的に得する事も多くあります。今後どのような計画で外壁塗装を考えていくかも十分検討しておく必要があります。

塗料の色の選び方を知っておく

塗り替え時の色について、どのように選べばいいのか?周りの環境と合わせる事も重要ですし、ドアや窓枠とのマッチングを考えるのも大切です。見本を見て決める事にはなるのですが、サンプルは小さい面積で確認することになりますので、実際とは異なる事が多いです。小さい面積で想像した場合と、実際に大きい面積での印象が随分変わります。思っているよりも少し濃い目の色を選んだ方が良いと言われていますが、なかなか想像はできません。もしも同じ色を選んだ方がいるのなら、塗装業者に写真をみせて貰ったり、近所であれば確認してみるなどしても良いかもしれません。普段はそれほど、近所の家の外壁を確認することは無いかと思いますが、少し近所を散歩などして、好みの色を見つけてみるのも効果的です。

せっかくキレイに塗装したのに、色味が違うのは残念ですよね?失敗しないようにしましょう。

外壁塗装の裏側~失敗している・後悔している人は多い!

外壁塗装の裏側!実は失敗している・後悔している人は多い現実を知っておいてください。

1日20件近くも被害相談がある塗装業界

上でも少し触れましたが、消費者生活センターに寄せられる相談件数は年間7000件と一日で20件近くも相談が寄せられています。被害にあっている方の中には、相談していない人もいるはずですので、その数はもっと多いかと思います。真面目に頑張っている優良な業者も沢山いるのに一部の悪質な業者のせいで業界自体の印象が悪くなっています。

住宅リフォーム苦情のうち訪問販売が約8割を占める

実は住宅リフォームの苦情のうち、訪問販売が8割を占めているんです。要は、営業マンが住宅地を回って住宅リフォームの話を持ちかけ、工事を行った人の相談が8割を占めているという事です。中には本当に家の状態を外から確認して親切心で営業している業者もあるかもしれませんが、データ上ではこの訪問販売が問題になっている事を考えると、外壁塗装リフォームを考えるなら、単純に訪問販売の業者に依頼しないだけで失敗する確率が下がると考える事ができます。

悪質業者を避ける方法

訪問販売の業者に依頼した人からの相談が多いことから、訪問販売の業者に依頼しないことが、悪質業者を避ける方法として一番良いかと思います。しかし、訪問とは言え、自分の家に問題があると言われれば気になってしまいますよね?もし新築で購入した方なら7年~10年で塗り替えの時期に来ているはずですし、一度塗り替えした場合でも10年程度経過していたり、外壁にキズがあったり塗装が剥がれていたりする場合は、外壁リフォームした方が良いのかもと思ってしまいます。訪問販売の業者を信用してはいけませんが、もしも気になる人は、一度上記でも紹介しましたが、優良塗装業者に見積もりを依頼できる無料一括見積もりサービスを利用して、外壁工事をした方が良いのか複数の業者に相談して見積もりをもらうと納得できるかと思います。

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工事料金も必要になりますし、元々工事予定はなかった訳ですので、すぐには難しいかもしれませんが、もしも優良業者から塗装した方が良い時期と判断された場合は、工事を検討してみましょう。

塗膜に現れる塗装業者の思い

ある塗装業者さんに話しを聞いた事があり、こんな事を言っていました。塗装業者はどうしても見た目から、昔悪さ(不良のような)していた印象を受けやすいが、実は真面目な人も多い!業界的には悪質業者がいる事が問題になっているが、そうではない優良な業者も沢山いる!

本当にその通りだと思います。外壁塗装は、足場→高圧洗浄→養生→下地処理→下塗り→中塗り→上塗り→養生テープはがしと言った流れで進んでいきます。

足場や養生に関しては最終的に片付けられるため、業者の工事として残ったのは塗膜のみです。この塗膜に塗装業者の思いがすべて詰まっています。手抜き工事する会社は、本来3回塗るところを1回~2回にしたり、塗料を規定よりも薄めて使ったりなど、塗装した結果でしか家の所有者は判断できません。

この点が悪質業者が多くなる原因です。手抜き工事したのか?しっかりと塗装工事してくれたのか?がわかりにくいわけです。

家を守る為にしっかりと塗装してくれる優良塗装業者に塗装を依頼できるように、最低でも3社以上は見積もり依頼し工事内容をしっかりと把握した上で依頼する業者を選んで欲しいと思います。

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