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希釈(きしゃく)とは?どんな意味?

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希釈とは溶液を薄めることを意味しますが、塗装で希釈というと、塗料を適正な粘度にする為に、水・シンナーなどの溶剤で薄める事になります。水性塗料は水で、溶剤系塗料はシンナーで薄めます。希釈率については、塗装職人にお任せではなく、それぞれの塗料によって2~5%、5~10%など希釈率が決められています。

・希釈率とは
希釈率とは、塗料に希釈剤を混ぜる割合の事です。希釈率については各メーカーの塗料の種類によっても異なるため、正確な率を言えませんので、利用する塗料の規定を守って薄めることが大切です。塗装業者は標準塗装仕様に記載されている5~10%の希釈率を確認した上で薄めます。
・希釈剤とは
塗料を薄める溶剤の事。水性塗料は水道水、油性塗料の場合はシンナーで薄めます。塗装を考えた場合、塗料についての知識は大切ですが、塗料を適正な希釈率で薄めることでしっかりとした塗膜を形成してくれる事を知っておきましょう。また、油性塗料はシンナーで薄めますが、使う塗料によって薄めるシンナーも異なりますので注意しておかなければいけません。

なぜ希釈率が決められているのか?希釈率に幅があるのはなぜ?

各メーカーの塗料によって希釈率がどうして決められているのか?疑問に思う人もいるでしょう。これは、塗料の性能・機能を十分に発揮するために最適な希釈率が決められいるんです。塗料缶をそのまま使うと粘度が高く、塗装に凹凸ができるなど、キレイに仕上がりません。その為、塗りやすく、キレイに仕上げるために、決められた希釈率で塗料を薄めます。

塗りやすくするなら、薄める量を多くして粘度を低くすればと思ってしまいますが、薄めすぎてしまうと、塗料の効果を落ちてしまうので、薄めすぎても濃すぎても良くないのです。その為、塗料によって5~10%など希釈率が決められています。

どうして5~10%と幅があるのか?疑問に思いませんか?

実は季節によって塗料がサラサラしたり粘度が異なります。夏は気温が高いので塗料がサラサラしているため、希釈剤で薄める割合は少なめでも大丈夫なのですが、冬場は気温が低い為、粘度が高くなり、薄める割合を高くすることになります。

その為、希釈率に幅を持たせています。

希釈率を確認したときに0~10%などゼロ~の場合もあります。これは薄めなくても良いという訳ではなく、季節・気温によって塗料の粘度が異なるので、場合によっては薄めなくても使えるという事です。

希釈の際、規定の希釈率を守らない塗装業者がいる?

塗料は規定の希釈率で薄めて使用することを言ってきましたが、実は、塗装業者の中には規定を守らずに薄める業者がいます。規定以上に薄めた場合、業者的には、使う塗料が少なくて済む、粘度が低くなるので、塗りやすくなり、時間が短縮できるため、人件費も少なくなる。と言ったメリットがある為、薄めて使用します。

規定よりも薄めてしまうと、通常、耐久年数が10年のところが、薄めすぎた塗料で塗装した塗膜はしっかり出来上がっていない為、3年・5年で剥がれてきたりなど、早く不具合がでてきてしまいます。

塗装を依頼した方には全くメリットがありません。

まとめ

「希釈は、塗料を適切な希釈率で薄める事」と理解してもらえたかと思います。上述してきたように、塗料は薄め過ぎても効果を発揮しませんし、粘度が高すぎても、塗り凹凸ができたりなど、しっかりと塗膜を形成できない状況になるため、使用する塗料の標準塗装仕様に則って適切に薄める事が大切です。

また規定以上に薄めて塗装工事を行う業者がいると言いましたが、塗ってしまえば素人が見分けることはできませんので、いかにして優良業者に塗装をお願いするかが重要になってきます。

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