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クラックとは?外壁の「ひび割れ」原因と種類~補修方法まで

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クラックとは、外壁に「ひび割れ」が出てくる外壁の劣化現象の事を言います。クラックの原因は、昨今よくおこる地震による揺れや振動、また、塗装業界で問題になっている悪質業者による手抜き工事などが原因と言われています。ひび割れがあった場合、すぐに補修するべきなのか?についてはクラックの程度で判断する事ができます。ひび割れには種類(ヘアークラック、構造クラック、乾燥クラック、縁切れクラック)があり、髪の毛程度のひび割れ(ヘアークラック)であれば、すぐに補修工事をする必要はありません。

ただし、そのままにしておくと、ひび割れ部分から、汚れ、雨水が流れ込むことで内部が劣化して腐食していきます。程度にもよりますが、ヘアクラックであっても早めに対応しておいた方が良いでしょう。

クラック(ひび割れ)の原因や種類、補修方法について詳しく紹介していきます。

クラック(ひび割れ)の原因

まずクラック(ひび割れ)の原因ですが、住宅のあるエリア、環境要因によっても異なりますし、経年変化の要因もあります。いくつかクラックの原因について紹介していきます。

・地震による揺れや振動
・外壁の乾燥
・交通機関が近い場合、車や電車の振動
・紫外線などによる塗膜の劣化
・悪質業者による手抜き工事

地震による揺れや振動

日本は地震の多い国ですので、地震による揺れや振動によってクラック(ひび割れ)が起こったりします。私の場合ですが、東日本大震災の際のあとに、それまでヒビ割れがなかった箇所にひび割れがある事を確認しました。振動によって建物が動き、力が加わったことで、ひび割れが生じやすくなります。

外壁の乾燥

湿度や気温の変化などによって外壁が乾燥すると壁が収縮しひび割れが発生します。

交通機関が近い場合、車や電車の振動

車が良く通る道路沿い、線路沿いにある家など、地震と同じように、振動します。あまり車の通らない場所はそれほど心配いれいませんが、トラックが通るような道路、線路沿いの家は、通るたびに揺れるため、ひび割れしやすいと言えます。

紫外線などによる塗膜の劣化

外壁は生活しているなかで紫外線や雨風などにさらされます。塗装は、紫外線などから外壁を保護するために塗られています。塗料によっても異なりますが、当然、時間が経過すると塗料の耐久性が落ち劣化していきます。その為、ひび割れが起きてきます。

悪質業者による手抜き工事

消費者生活センターに1日20件も苦情の問い合わせが届く塗装業界!すべての業者が悪徳?ではありませんが、悪い業者も存在すると言う事です。悪質業者による塗装で手抜き工事をされた場合、例えば、3回塗りの所をコストカットの為、1回、2回にするといった手抜きをした場合、塗膜に十分な厚さがなく塗料本来の耐久性を発揮できない可能性が高くなります。当然、耐久性がないので、耐用年数よりも早くひび割れが発生してしまいます。

訪問してきた塗装業者などは悪質な業者が多いデータがありますので、すぐに契約するのは危険です。優良な業者か判断するために、複数の業者に一括見積もりを取る事をオススメします。

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クラック(ひび割れ)の種類

クラック(ひび割れ)の種類について紹介します。

・ヘアークラック
・構造クラック
・乾燥クラック
・縁切れクラック

ヘアークラック

ヘアクラックとは、名前の通りですが、髪の毛ように細いひび割れの事です。どの状態がヘアークラックなの?と感じる人もいるかもしれませんが、ヘアークラックの定義は特にありません。

ただし、大体0.3mm以下のひび割れの事と考えておいて良いでしょう。

構造クラック

建物自体の構造的欠陥から、建物が歪み、その歪みの力によって外壁にひび割れが発生します。凍結と溶解の繰り返し、不同沈下といって、均等に沈下するのではなく、斜めに傾くなどのような沈下が起きると、力が偏ることでひび割れが発生します。

このような構造的な問題によるひび割れが構造クラックです。

乾燥クラック

水分が蒸発し乾燥すると、外壁材は乾燥の過程で収縮します。この収縮する際に追随できなくなった塗膜にひび割れが生じます。

縁切れによるクラック

通常、外壁を塗装する際には1面を一気に塗っていきますが、何らかの理由で塗装を中止したりなど、後で途中から塗った場合、前に塗った箇所と後で途中から塗った繋ぎ目の部分にひび割れが発生したりします。

クラック(ひび割れ)の補修方法について

クラックの補修方法ですが、多くの場合、シーリング材による穴埋めや弾性フィラーで下塗りで解決できます。

例えば、ヘアークラックのように0.3mm以下のクラックであれば、塗膜のみにひびが入っている状態の為、弾性フィラーで下塗りで対応が可能です。また03mm~0.7mmの場合は、塗膜だけでなく外壁材までヒビが入っていますので、シーリング材でしっかり穴埋めした後に微弾性フィラーで下塗りした上で塗装していく事で補修できます。

0.7mm以上のクラック(ひび割れ)の場合は、ひび割れが大きく、シーリング材での穴埋めでは対応できません。その為、Vカット工法と言って電動工具(ディスクグラインダー)を使って削った後、シーリング材をしっかり入れて穴埋めしていきます。外壁内部までひび割れしているため、しっかりシーリング材で穴埋めしておかないと、そこからまたひび割れが発生していまいます。

クラックの補修方法ですが、依頼する塗装業者によっても判断が異なるとは思いますが、基本的には、どの程度のクラックかによって決まってきます。0.3mm、0.3mm~0.7mm、0.7mm~で判断すると良いと思います。

クラック幅を計測したいなら

もしクラックの幅を知りたい方はアマゾンなどで500円くらいでクラック幅を測定できるクラックスケールが売っていますので、購入してみても良いかもしれません。また、新しい測定方法としてクラック針ゲージペンというのもあります。ペン先が交換できるようになっており0.2mm/0.3mm/0.5mm/0.7mmの4種類の寸法ゲージを装着して測定できるようになっています。クラック部分に直接ペン先を差し込むことでペン先の針ゲージの種類によって、クラック幅を測定することができます。

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