1. 外壁塗装で失敗しない
  2. 外壁材の種類と特徴を比較
  3. モルタルとは~モルタル壁の種類と特徴

モルタルとは

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モルタルとはセメントと砂と水を混ぜた建築材料です。ペースト状ですので使いやすく、タイルの下地材やブロックの目地材、仕上げ材に多く使われています。

現在では少なくなっていますが、外壁材として多くの住宅で使われていました。現在でもモルタル壁の家はありますが、施工に日数がかかる事、費用が高くなる事などから使われなくなってきています。

「モルタル」「コンクリート」「セメント」の違い
よくモルタル、コンクリート、セメントの違いについて聞かれますが、まずセメントについて説明すると、セメントはモルタルやコンクリートを作る為の材料なのですが、粘土を含んだ石灰石や石膏で作った粉末で、水と混ぜて接合部分として使います。
コンクリートはセメントに砂や砂利(粗骨材)、水を混ぜて硬化させたものです。モルタルも同じじゃないの?と思いますが、モルタルは砂利ではなく砂を混ぜて仕上げに使うものと思ってください。職人さんが外壁などにコテで塗っているのがモルタルです。

モルタル外壁の種類と仕上げ方法

職人さんの話しが少しでてきましたが、モルタル外壁は仕上げ方法によって見た目が異なります。

・スタッコ仕上げ
・リシン仕上げ
・吹き付けタイル
・左官仕上げ

スタッコ仕上げ

スタッコ材(合成樹脂エマルション系・セメント系など仕上げ塗材)を外壁に5mm~10mm程度の厚さで吹き付け 、コテやローラーで表面に凹凸を作っていきます。石材のような風合いで高級感がある外壁に仕上がります。モルタル壁はALCやサイディングのようなパネルではないので、繋ぎ目なしでキレイに高級感のある仕上がりになるのが特徴です。

リシン仕上げ

表面がざらざらした仕上がりになるリシン吹付け。砂のような小さい石のようなものが塗料に混ざっているので、吹き付けるとざらざらした表面になります。土壁とイメージが近いので、和の家などの雰囲気があり使われている方も多い印象です。

吹き付けタイル

吹きつけタイル仕上げは一般的なタイルを貼り付けするのではありません。タイル材を1mm~3mm程度の厚さで吹きつけて陶磁器のような風合いを出す仕上げ方です。タイル材については価格が安いアクリル系もありますが、シリコン系やフッ素系もあるので、耐久性を高めた仕上げが可能です。弾性タイルもあるので、モルタル特有のひび割れも起こりにくくすることができます。

左官仕上げ

左官仕上げはハンドメイドな雰囲気を作れる仕上げ方法です。コテなどの道具を使って仕上げるので、職人によって模様などが異なります。左官仕上げの中でもコテ仕上げやハケ引き仕上げ、扇仕上げなど色々種類がありますので、モルタル壁の模様で変化が付けられる楽しみがあります。

モルタル外壁の特徴~メリット・デメリットについて

モルタル壁はラス(金網)の上にモルタルを塗り、その上から塗装して仕上げていきます。以前は多くの家庭で使われていましたが、時間がかかる事、コストがかかる事などから、現在の新築では使用されなくなっています。

モルタル外壁のメリット

モルタル外壁は仕上げ方にも種類があるので、デザインが比較的自由にできる点が優れています。また、左官仕上げなど色々な風合い・質感にできる点も優れています。サイディングやALCパネルなどは、パネルをつないで外壁を作っていきますが、モルタル壁の場合は繋ぎ目がないのでキレイで高級感のある仕上がりになります。

モルタル壁のデメリット

モルタル壁はパネルをつないでいく他の外壁材の比べ、職人が塗ってモルタルを塗っていくので、時間がかかってしまいます。その為コストが高くなるデメリットがあります。また、ヒビ割れしやすいという特徴があり、ひび割れした場合、そのひび割れから雨が入ってきたりなど、建物の寿命を縮めてしまいます。

特徴的な風合いになるモルタル壁ではありますが、コストの面、耐久性などを比較すると他の外壁材の方が良いと感じる人が多く、最近の新築ではモルタル外壁は採用されていません。好みの問題もありますので、コストの面など総合的に判断して決めた方がよいでしょう。

モルタル壁の寿命と劣化症状について

寿命については、建物の周辺環境や紫外線など、それぞれの状況によって異なるので一概に寿命が何年とは言い切れません。30年以上持っている家もありますし、業者によっては半永久的にと言っている場合もあります。しかし、ここで長期間持つのは、モルタル外壁におきたひび割れなどをしっかり対処すればの話しです。

モルタルはどうしてもクラック(ひび割れ)が起こりやすいため、定期的にクラックが発生していないかチェックが必要です。クラックをそのままにしておくと、ひび割れ部分から水が入り、寿命を縮めます。塗装の劣化をしっかりチェックし不具合を補修することが長持ちさせることに繋がるわけです。

ひび割れを起こしやすいモルタルですが、弾性塗料を使うなど工夫することで不具合が起こりづらくなったりします。

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