1. 外壁塗装で失敗しない
  2. 外壁塗装の用語集
  3. 下地処理(下地調整)とは~外壁塗装で一番重要な工程?

下地処理(下地調整)とは

このエントリーをはてなブックマークに追加

下地処理(下地調整)とは、塗装をしっかりと密着させるために必要な前処理の事です。現在の塗装の上から新しく塗装すると思っている方も多いのですが、塗膜には汚れや剥がれ、など前回の塗装から時間が経過する中で劣化している状態ですので、そのまま上から塗装すると、汚れなどにより密着性が悪く、塗装してもすぐに剥がれてきます。そこで下地処理を行い、汚れなどをキレイに落とし密着性を高める必要がある訳です。この下地処理を丁寧に行うことで塗装が長持ちすることに繋がってきます。

下地処理(下地調整)はどんなことするのか?種類や方法について

下地処理の種類と方法について

高圧洗浄

高圧洗浄は、外壁や屋根の塗装部分についている汚れ、ほこり、カビなどをキレイにする作業です。汚れが付いたまま塗装すると、外壁と塗膜がしっかり密着せず、剥がれの原因になります。高圧洗浄で付着物を落とす工程は、塗装を行う上で大切な作業となります。

高圧洗浄についてもっと詳しく知りたい方は→「高圧洗浄とは」を参考に

クラックの処理

外壁塗装を検討する際には、前回の塗装または新築してから10年ほど経過しているとおもいますので、外壁自体が痛んでいることも多くあります。特にモルタル外壁の場合、他の外壁材に比べてクラック(ひび割れ)が発生しやすい為、クラックの処理を行ってから塗装することになります。

クラックが発生した部分はシーリング材で埋める補修を行います。クラックが発生したまま塗装するとヒビ割れ部分からさらにヒビが広がっていくので、必ず補修が必要になります。

実際にはクラックの程度によって、補修する内容が変わってきます。ヘアークラックなど小さいクラックであれば、弾性フィラーだけで対応が可能ですし、大きくなれば、クラック部分をディスクグラインダーで削ってシーリング材を埋める事になります。

クラックについてもっと詳しく知りたい方は→「クラックとは?」を参考に

シーリングの処理

現在、新築などでは多くの場合、窯業系サイディングを使っており、以前のようなモルタル外壁は利用されていません。サイディングは板状になっており、シーリング材で隙間を埋め貼り付けている状態なのですが、シーリング材は時間経過と共に劣化していきます。劣化した場合、貼り付けているサイディングも剥がれる可能性がある為、塗り替えする際はシーリング材の劣化状況をしっかり確認しなければいけません。

シーリング材の劣化状況によってシーリングをすべて剥がす「打ち替え」、劣化がそれほど進んでいない場合は「打ち増し」と言って、現状のシーリングの上から新しいシーリングを充填することもあります。

業者によっては本来なら打ち替えすべきシーリングの処理を増し打ちで済ます事でコストを抑えている業者も存在するので、耐久性を担保できず、すぐに剥がれてきたり等の不具合が生じてしまう可能性があります。依頼主にはそこまで知識がない事が多いので、見積もりを複数に依頼してシーリング処理の価格を比較しておくことをオススメします。

シーリングについてもっと詳しく知りたい方は→「シーリング(コーキング)とは?」を参考に

下地処理は塗装において一番重要な工程?

下地処理は最終的に塗料を塗る前の工程ではありますが、塗装するよりも重要な作業と言われています。15年持つ塗料、性能の良い塗料を使う事も重要ではありますが、この下地処理が丁寧に行われていないと、せっかく良い塗料、高価な塗料を使っても、すぐに剥がれてきたりすることになります。それでは本末転倒ですね。

その為、下地処理をしっかりしないといけない訳です。一番重要な工程という事がわかっていただけたかと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加