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  3. シーリング(コーキング)とは~種類と特徴

シーリング(コーキング)とは

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シーリング(コーキング)とは、気密性・防水性を保つために、建築物の隙間をふさぐ工事の事ですが、隙間を埋める際のコーキング材やシーリング剤などの材料についてもシーリング(コーキング)と呼んだりします。外壁に関して言うと、外壁にできたクラック(ひび割れ)のままでは塗装しても、すぐに剥がれてきたりする為、傷をシーリング剤で塞ぐ下地処理をしてから塗装します。シーリング(コーキング)は塗装における重要な工程です。

シーリングとコーキングの「違い」って何?

外壁塗装に関する話で「シーリング」「コーキング」は同じ意味で使っている場合が多いです。厳密には違いがありますが、塗装においては職人さんでも同じ意味で使っていますし、統一もされていない為、シーリング、コーキングのどちらを使っていたとしても同じ意味として捉えても大丈夫だと思います。

ただし、厳密には違うと言ったように、シーリングについては建築業界だけでなく他の業界でも用いられています。コーキングは基本的に建築業界で使われる、建築物の隙間を塞ぐ作業と考えて問題ないです。

シーリングは「シーリング剤」「シーリング材」「シール材」と呼び方に違いがある事も知っておきましょう。

シーリング(コーキング)の種類

塗料と同じように、アクリル系やウレタン系などの種類があり、一応、種類と特徴について紹介しておきます。良く使われるのはポリウレタン系と変成シリコン系シーリングですが、その他のシーリングについても知っておいた方が良いでしょう。

アクリル系

透湿性が高いので湿気が発生する場所でも利用できます。外壁塗装をこれからしようと考えている方はアクリル系のシーリングは使わないことが多いです。というのも、アクリル系シーリングは耐久性の面で他のシーリングに劣る為です。新築時などは使われていることもありますが、外壁リフォーム工事をする際に使う方は少ないです。

ウレタン系

硬化後にゴム弾力性を保つので、クラックや目地補修に効果的です。ただし、紫外線に弱いため、日の当たる外観には向いていません。使用する際は、上から塗装することになります。

ポリウレタン系

耐候性は劣りますが、比較的安価な事から主に、ALCの目地など目地周辺に利用されています。耐候性に優れていないので、紫外線のあたる屋外で使用する場合は上から塗装することが前提となります。

シリコン系

耐熱性・耐候性に優れており、ガラスまわりの目地や水回り(浴室・浴槽・キッチンキャビネットまわり・洗面台・化粧台まわり)の使用に向いています。

変成シリコン系

耐熱性や耐候性についてはシリコン系ほどではありませんが、シリコン系と同じ特性をもっています。サイディングの目地によく使われ、ノンブリードタイプもあり、塗装後の汚染が少ないと言えます。モルタル・コンクリート、ALCの目地にも利用されています。

シーリングには1液と2液の2種類ある?

塗料と同様に、シーリングには1成分形と2成分形とあり、1成分形はそのまま自然と硬化していくタイプのシーリングで、2成分形は硬化剤を混ぜることで硬化していくタイプのシーリングです。

1液の場合、すぐに使えるメリットがありますが、価格が高く、2液の場合は硬化剤を混ぜてから使うので、すぐに使えませんが安い特徴があります。外壁塗装でシーリングを打ちかえる場合、シーリング材がかなりの量、必要となるので、2液タイプのシーリングを使う事が多いです。それほど劣化しておらず、現在のコーキングを剥がずにそのまま上から足す→打ち増しする場合は1液タイプでも良い事もあります。

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